ウインターシーズンをまじかにひかえたスキー場ロッジ前。造雪機の真っ白なクラッシュアイスが晴天の青い空へ向かって放出されるゲレンデを見ながら、懐に一本の包丁を忍ばせ、我ら7人の侍は、料理男子となるべく、いざ、グリーンパレスの厨房へ向かいました。目的は「男子たるもの酒のあてぐらいは自分で」との意気込み(いや、本音は誰もが女房殿にあれこれと文句言われるくらいだったら自分で何とかしたいな~)でした。その意気込みで今日のレシピは「1イカのお刺身2鶏ももの簡単ホイル焼き3イカのわた炒め(下記のレシピの中の4焼き野菜の白和え、5ハマグリの酒蒸しは割愛)」を2時間以内でとのこと。講師の吉尾要料理長の手の動きを見ながらのまさに見よう見まね。ストップモーションのように講師の手を止めながらなんとか1品目の刺身を悪戦苦闘しながらもやっとこさ完了。次のホイル焼きをオーブンに入れている間に<イカのわた炒め>をつくるという離れ業を行いながら、2時間で3品が完了できました。そして、試食タイム。皆、初めてであり、大なり小なり苦心したこともあって、誰もそのお味は<旨い!>の一言!当初の目的はかなったようでした。こんな生徒に不安感いっぱいであった吉尾講師もやっと大役を終えた安堵感で満面の笑顔でした。そして誰もが<足りないものはビールだけ!(すぐ横にあるんですがね~)>と。さっそく自宅で復讐し、家族への披露を計画しておられる方もいらっしゃいました。
次回は(時期未定)「魚を三枚に下ろす」予定です。さ~、山田の男子よ、いざ!厨房へ参上!