先進地視察
11月29・30日山田地域都市農村交流協議会主催の先進地視察へ行ってきました。今回は、山田地域全域(全国で?)で猛威を奮い、農作物に甚大なる被害を与えているイノシシについて「食材」として有効利用している状況を学び、地域の活性化に繋げないかとの思いで、和歌山県で開催された「第3回ジビエサミット」に参加してきました。<川上から川下へ>のコンセプトで、狩猟、運搬、処理加工、流通、消費が一貫したルートで素早く動くようにするにはどのような仕組みづくりが必要なのかをあらゆる方向からそして多くの関係者からの提案を提供していました。工夫なしに埋めてしまっては何も生まれてこないことがよくわかりました。
また、30日は障害者・高齢者に対して幅広く支援している社会福祉法人「一麦会」を視察しました。一般的な福祉施設では<対応可能な利用者を受け入れ>ていますが、ここでは40年前に一人の利用者を受け入れてから今日まで、<利用者に必要な事業所、仕事>を作ることを第一に掲げ、とやま型と同じように利用者同士で支援し合うような仕組みづくりを行っています。その結果、なんと18もの施設を設けられており、すべてが利用者と地域のためにあることを常に意識し運営されていました。田中秀樹 理事長 の人懐っこい笑顔が忘れられません。
〇ジビエサミット(29日PM~30日AM:和歌山県 県民プラザ<和歌山ビッグ愛>)
サミットちらし
ジビエフェスタパンフ
第3回サミット開催要領