平成29年3月5日(日)13時30分から山田公民館で、山田地域都市農村交流協議会主催の「農業と福祉の地域づくりセミナーinやまだ」が開催されました。今回は、地域おこし協力隊3名と相模女子大7名のフリートーク・交流協議会の事業報告・介護研修者への修了証授与式・基調講演・パネルディスカッション、さらに開始前には山田地域福祉事業所の開所式と盛りだくさんのメニューで山田地域や中山間地を考える良い機会を得ることが出来ました。
中でも、大江正章さんの基調講演では「増田レポートには惑わされないでほしい。過疎の先進地と言えるような山間地では、すでに人口減少の底から抜け出し、増加がみられる地域が近年多く出てきている。ただし、そのような地域では、持続的な活動を行っている。是非この地域にあった活動を続けてほしい。」等、奮い立たせてくれるような応援をいただきました。
また、各パネラーからはこれまで活動されてきた内容を紹介いただき、小さな活動でも継続することがいかに大切かを述べられました。
このセミナーは協議会の2年間の集大成といえるようなまとめの意味を込めたイベントとして開催されましたが、結果的にはこれから「地域づくり」をスタートしなければならないこと、住民自らが地域を考える機会を多く持たなければならないことを誰もが感じされられた貴重な時間となりました。