富山市山岳協会が2月11日(土)真冬の牛岳登山に挑戦しました。典型的な西高東低の冬型気圧配置、特に西日本での大雪が心配される天気予報の中、しかも朝から雪が激しく振り込む最悪の条件でしたが、鍋谷側と牛岳スキー場に分かれて9時頃から男女の<山武者>たちはピーク(牛岳大明神)を目指して登り始めました。途中猛吹雪にも会いましたが、何とか全員2時間程度で頂上の四阿に到着できました(大明神は完全に雪の下でした)。そして寒さに耐えながらも楽しく皆で昼食をすませ、スキー場と鍋谷集落に分かれてカンジキ、スノーボード、そしてスキーというそれぞれ得意のスタイルで下山しました。
42名という大パーティーでしたが、一人の落伍者もなく全員元気で牛岳のパウダースノーを蹴散らし、そして大いなる達成感を満喫したようです。冬は寒くて苦手な自分ですが、こんなハードな山行ではなく、天気のいい朝、近くの山に真っ白い雪をスノーシューで散歩してみようかと思ってしまいました。雪国に住まいするあなた、是非白い世界を闊歩してみましょう!